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ワーファリン

弁膜症の患者さんは、手術後にワーファリンという薬を服用しなければいけません。

ワーファリン

もし血栓ができて、血管を巡り脳で詰まれば大変なことになってしまいます。

ワーファリンは血液の固まるの防ぐ薬なので、服用すると血液がサラサラになります。

怪我などの切り傷で出血すると普通の人なら2、3分で止血するのが、ワーファリンの服用者だと5、6分かかったりします。

薬の服用期間は弁形成や生体弁の人なら術後2~3ヵ月以上、人工弁置換術の人は一生涯服用しなければなりません。

弁形成の場合はリングという化学繊維でできた弁輪を使用しますが、約2ヵ月程度で自分の細胞で覆われるので血栓がつきにくくなります。

生体弁の場合は3ヵ月程度でワーファリンを中止して、アスピリンなどのコントロールしやすい薬に変更されます。

ワーファリンの服用中は、ビタミンKを多く含む食品はワーファリンの効果を低下させるので禁止されます。

以下にビタミンK含有量の多い食材をまとめましたので参考にしてください。

含む割合ビタミンKを含む食品名
かなり多い納豆、クロレラ、青汁
多いパセリ、シソ、アシタバ、ほうれん草(葉身)、生ワカメ、アマノリ、チリメンキャベツ
やや多いクレソン、トウミョウ、ミツバ、シュンギク、カブ(葉)、ヒジキ、乾燥ワカメ、メキャベツ、コマツナ、ニラ、ブロッコリー、ネギ(緑色部
少ないレタス、キャベツ、キュウリ、グリーンアスパラ、インゲン豆、エンドウ豆、コンブ、牛レバー

※いずれも連日大量に摂取しなければあまり問題になりません。

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ワーファリンに代わる新しい新薬

ワーファリンに代わる新薬「ダビガトラン」が注目されています。

このダビガトランは2011年から承認されたばかりの新薬であり、まだ評価が定まってていないのが現状です。

欧米の報告ではワーファリンに比べ出血性副作用は少なかったとのことですが、日本では販売開始後半年で10人以上に脳出血を起こし死者が出ています。

出血合併症が少ない、血液チェックがいらない、食事や薬剤の影響が少ないなどの利点はありますが、人工弁の抗凝固療法として使うにはまだまだ時間がかかりそうな感じです。

個人的にはワーファリンで上手くいってる人は、あわててダビガトランに飛びつかない方が良いかも知れません。

今後の適応が拡大する可能性はあり、そのころには評価が定まっていることと思いますのでそれから検討すべきでしょう。

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