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ポートアアクセス法,MICS手術,低侵襲手術

ポートアクセス手術(MICS手術)

通常の弁膜症手術では、胸部前面中央にある胸骨を縦に切開して行う胸骨正中切開法が標準術式となり、現在でも多くの病院で行われています。

胸骨正中切開では肋骨を切るので術後は骨がくっつくまで2~3ヵ月はかかります。

直接、心臓に手が届き手術するのでより安全な術式といえるでしょう。

一方、限られた病院でポートアクセス法とい低侵襲手術(MICS手術)が実施されています。

ポートアクセス法とは骨を切らないで、右胸を5~7センチ切開をして肋骨の間から特殊な器具を使い、心臓にアプローチして手術を行います。

この手術のメリットは何といっても傷口(傷跡)が小さいことと回復が早いことです。

ポートアクセス手術,MICS手術

ポートアクセス手術(MICS)のメリット

■ 低侵襲であるため回復が早い。手術後は平均1週間前後で退院またはリハビリ病院へ転院となり、職場へ早く復帰できる。

■ 胸骨を切開しないため傷、骨の感染などによる縦隔炎という合併症が起こる心配がない。

■ 切開部が小さいため傷跡が目立ちにくい。特に女性では美容上の利点も大きい。

■ ポートアクセス(MICS)は、高度な技術を要する手術だが、費用は従来の手術と変わらず、健康保険が適用される。

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ポートアクセス手術が受けられる病院

持病をお持ちの方や再手術の人また肺機能の状態が悪い人などは、ポートアクセス手術を受けられない場合もあるので実施施設の医師に相談してください。

またポートアクセス法を実施している病院も限られます。以前は慶應義塾大学病院だけでしたが、現在では少しず増えてきています。

手術費用は、健康保険が適応され高額医療制度が利用できますので、費用面でも患者さんに優しい手術といえます。

ポートアクセス手術(MICS)は、通常の心臓手術以上に心臓外科医やそのチームの力量の差がはっきりと出る手術です。

経験豊富な熟練外科医なら少々視野が狭くても対応できますが、通常の胸骨正中切開でも弁形成がいっぱいっぱいの外科医ではポートアクセス手術は危険です。

ポートアクセス手術が可能な心臓疾患

心房中隔欠損症、僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、三尖弁疾患、心臓腫瘍

※少ないですが大動脈弁に対するMICSポートアクセス手術も行われています。

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